『作詩関門』
- 著者 釈 清潭 /林 古溪
- 出版社 明治書院
- 出版年 昭和54年
- 大きさ 130x175x20
備考
手帳サイズのコンパクトな詩語表です。布張りの頑丈そうな装丁で、箱付き。大正13年に出版されたものを、昭和54年にさらに再販したもの。どうやら平成25年にも再販されているようです。
私が持っているのは昭和54年のもの。ヤフーオークションで購入。480円(送料無料)。春夏秋冬の上に、雑の部もあり、コンパクトながらオールマイティーに活躍できる一冊。旅先で一首作るのにとてもいいと思う。ただし、他の詩語表のように、詩語の下に「意味」が書かれていないので、初学者には不向きかと思われます。
しかしながら、大正12年の文体そのままのため、慣れないうちは困惑するかもしれません。とはいうものの、漢詩を創作しようという人が、歴史的かな使いや旧字体を読めないわけがない。